平和バルブ工業株式会社 - バルブ業界屈指の歴史と経験に基づく、確かな技術と信頼

よくある質問と回答 FAQ

Q-01. どのような製品を製作しているのですか?
A. タンクバルブ(底栓弁、釜底弁、Y型弁等と呼ばれているもの)の設計・製作をしております。
現在はタンクバルのみ取扱っておりますが、創業1889年からさまざまなものを製作してまいりました。
ストレーナー、チャッキバルブ、グローブバルブ、ゲートバルブ、ボールバルブなども製作してきた経歴がございます。
タンクバルブを取扱うようになってからは30年以上となります。
余談ですが、いまだに30年以上前に製作したものが修理品としてたびたび返却されてくることがございます。
思った以上に丈夫なバルブです。
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Q-02. 材料は何を使用しているのですか?
A. 主材料にはステンレス鋼を使用しています。
ステンレス鋼は、耐食性に優れ、コストパフォーマンスが高いということが大きな利点です。
弊社では、本体部を国産の高品質鋳物材料にて製作しています。
他にも、三菱マテリアル製のMA材(旧HASTELLOY材)、チタン、タンタル、インコネル等といった高級金属を使用した製品も製作しております。
但し、現在は鋳鉄製のバルブの製造を行っておりません。
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Q-03. バルブの見積りをしていただきたいのですが。
A. ありがとうございます。
まずは口径、温度、圧力といった仕様についてご教示下さい。
その仕様に合わせて御見積致します。
仕様等がまだ決まって無い場合は、書き込み式の仕様書を弊社にて用意しておりますので、こちらを持ってお客様とお打合せ下さい。

タンクバルブ仕様書(PDF形式)

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Q-04. 定価を教えて下さい。
A. 申し訳有りません。
弊社は全ての製品が受注生産となっておりますので、定価はございません。
御見積価格は全て仕切り価格です。
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Q-05. 口径について教えてください。
A. 小さなものは呼び径15Aから、大きなものは呼び径300Aまでございます。
詳しくは、タンクバルブ口径リストにてご確認ください。
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Q-06. なぜ一次側と二次側の口径が異なるのですか?
A. 弊社のタンクバルブは、基本的に一次側と二次側が全て異径となっております。
これは、その構造と流量に関連した理由によります。
タンクバルブは、弁が開放状態においても、流路途上に必ず弁体と弁棒が残った状態になってしまい、残った弁体の弁棒の体積分だけ、流量を満たすことの妨げとなってしまいます。
弊社のタンクバルブが異径である理由は、一次側のサイズを二次側より大きく設計することで、流量の妨げとなっている原因を解消するためです。
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Q-07. 外弁式と内弁式のそれぞれのメリットを教えてください。
A. 外弁式とは「弁上昇開型」、つまり弁体が反応槽内部へ上昇して開となるタイプです。
反応槽底部に溜まってしまったスラリー状の沈殿物のために排出が困難な場合、その沈殿物を弁体が突き抜けるため、排出を容易にすることができます。
また、反応槽内部が加圧された場合、弁体が逆止弁の弁体と同様、閉まる方向に力が働くため、加圧を必要とする場合には有効となります。

内弁式とは「弁降下開型」、つまり弁体がバルブ本体に降下して開となるタイプです。
バルブの開閉に関わらず、弁体が反応槽内部へ入らない構造となっております。
そのため撹拌機をバルブ底部まで設置することができるため撹拌を十分に行うことができます。
また、外弁式のときとは逆に、反応槽内部を減圧して真空に近づける場合、弁体が逆止弁と同様の働きをするため、対して有効となります。
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Q-08. バフ研磨はできますか?禁油禁水処理はできますか?
A. どちらも可能です。
バフ研磨は内面接液部のみですが、電解研磨まで可能です。
但し、外面は内面より粗い鋳肌で、形状もバフ研磨施工しにくい形状となっておりますので、お断りさせていただいております。
バフはあくまでも内面接液部のみとなります。
また、サニタリー仕様として二次側接続をフェルール接続に改造することも可能です。
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Q-09. バルブを取り付けた後すぐにシート漏れを起こしたのですが…。
A. この場合は一度バルブをタンクから取り外し、以下の通り確認を行って下さい。
  1. 取り付け時タンクに挿入するノズルの外径に傷がある場合は、ノズル径に対してタンクパッドフランジの内径が狭いということが考えられます。
    特に反応槽の鏡板に溶接されたタンクパッドフランジの内径(特に反応槽底部に近い部分)は溶接により寸法が縮んでしまいます。
    ノズル外径への干渉はバルブシートに影響を与えてしまいますので、これが漏れの原因と考えられます。
  2. ノズル外径に傷が無い場合は、バルブを開けシート部に傷が無いかご確認下さい。
    メタルタッチの場合は特に、小さな傷でも漏れる場合がございます。
    バルブのシート面に傷を確認したら、タンク内部およびバルブの二次側配管口からバルブの内部を白い布等で拭いてみて下さい。
    茶や黒のホコリのようなものが付いていたら、それは鉄粉だと考えられます。
    それらは反応槽以前の配管途上から反応槽に意図せず集まってしまったもので、漏れの原因となるものです。
    改めて洗浄を行い、原因を取り除いて下さい。
  3. バルブに傷がなく、洗浄もしっかりされている場合、タンクパッドフランジ面が平滑かどうかを確認して下さい。
    反応槽の鏡板に溶接されているタンクパッドフランジは、その熱影響により反り返っています。
    平滑が出ていない面にバルブを取り付けてもソフトガスケット以外のガスケットを使用している場合は、シート部が歪んでしまう場合がございます。
    パッキンをソフトガスケットに換え、改めて取り付けてテストを行って下さい。
以上に記した3点のほかに、取り付けボルトの偏締(かたじ)めや事前の洗浄不足といったことが原因と考えられます。
誠にお手数ですが、まずはそれらの原因を取り除いてみて下さい。
タンクバルブは弊社出荷前検査においてリークゼロを合格とし、合格した製品のみを出荷しております。
弊社実績において、バルブ取り付け直後の漏れは、ほとんど全てが現地での何らかの原因によるものです。
原因を特定することができるできないに関わらず、取り付け前にバルブのシートテストを行ったり、反応槽をもう一度洗浄したり、寸法を改めて確認するなどの作業を行って下さい。
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Q-10. バルブの修理をしたいのですが、現地で行えますか?
A. 申し訳ありませんが、現地での修理はお断りさせていただいております。
現地では修理に必要な設備環境が整っておらず、仮に現地で修理作業を試みたとしても、結局は弊社工場へご返却していただくこととなり、弊社作業員の出張作業費や時間を浪費することになってしまいます。
大変お手数ですが、修理の場合は弊社までご返却下さい。
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